アジア大陸選手権 写真館    2/5〜2/15(遠征期間) 
マレーシアは予想通り蒸し暑く赤道直下だということを再認識しました。夕方から定期的に降るスコールも半端ではなくまさに集中豪雨と呼ぶにふさわしくいったん降り出したら止むまでは移動は不可能です。私たちが泊まったホテルから車まで30分ほどのところに射撃場があります。設備は整っていて会場的には大会を行うのにふさわしい射撃場でした。しかしながら運営は全くといっていいほど段取りが悪く予定も急遽変更になったりして振り回されることが多かったのです。まず初めにとっくにファイナルエントリーの期間は過ぎているのに大会直前までエントリーを受けるなどしたために当初2日間で予定されていたトラップ競技が3日間に変更になったのです。しかも正式発表は公開練習日の前日であったりして当然各国の選手団は航空券の取り直しを余儀なくされ大混乱に!日本チームも大慌てで調整するも格安チケットで渡航しているために変更がきかず現地から正規料金で予約するも満席でさらに帰国日程が延びたりと、もうめちゃくちゃでした。当然トラップが1日伸びると言うことは全体スケジュールも1日ずれると言うことで全選手帰国便の日程を変更しました。ところがやはり同じようなことが各参加国でもあったようでクレームが集中した模様!結局当初のスケジュール通りの予定で行うことなりまたもや航空券の変更と全く腹立たしいことでした。最終的にはトラップは2日間では撃ちきらずダブルトラップの公開練習日の朝ファイナルを行いこれまたクレームが殺到したようです。
私が思うにこのようなことは絶対にあってはならないと言うことです。運営がしっかり出来ないのであれば大会を開催するべきではないのです。おそらくマレーシアは自力でクウォーターを取得は無理と踏んで大会を開催しISSFに貢献したと言う実績でワイルドカードをまわしてもらうために行ったのでしょう。事実マレーシアの射手仲間に聞いたところ射撃人口は全ての競技を合わせて100人くらいだと言うことです。
表彰式も集合がかかってから90分以上待たされたりお国柄とはいえ困ったもんです。

ここは休憩所内にある緊急メンテナンスブースです。クレー射撃用の銃の修理はしていなかったようです。エアーエアイフルやSB、APなどのメンテをしていました。左の人は弾速をチェックしているのか動作をチェックしているのかわかりませんがエアーライフルの実包を撃っていました。
アンシュッツの新型のようです。木材は一切使用されておらず私のイメージの競技用ライフルとは違う次元に行ってしまいました。
ライフルは全くの素人の私でもほとんどぶれないのは銃のおかげ!15年前にこの銃があれば私でもかなりのところまで行ったかも!

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