FNブローニングデータベース | ||
ベルギー製のFNブローニングは基本ラインナップとしてAからDまでのグレードとサイドプレート仕様のE、Fに加えアメリカ向けのPグレードがあります。FNは先台が分解時に外れないのが特徴で前にスライドして銃身をはずします。このFNブローニングの撃発機構がミロクに採用されています。各グレードの各モデルの彫刻画像を随時追加していきます。FNをお持ちの方!どんどん画像を添えてご自分のFN自慢をお送り下さい。このコーナーにて掲載いたします。画像のみでもOKです。 FN画像はこちらに送ってください | ||
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Dグレード シリーズ画像はこちらから! | ||
FNの最高峰とされているDシリーズ。スリーピース仕様も多く見られFNファンにとって最後は手に入れたいと思う名銃中の名銃。高級銃の証である「雨だれ」は当然のこと、このタイプから先台のチェッカリングのパターンが変わります。先台のレシーバーよりの上部分がフルチェッカーになり一目でDシリーズであることがわかるように出来ています。 | ||
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Cグレード シリーズ画像はこちらから! | ||
FNではちょうど中間に位置するミドルグレード。Cシリーズに最も多いのはC3と思われます。このタイプから元台には高級銃の証である「雨だれ」や「涙」と呼ばれる飾りが付き差別化を図っています。 | ||
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Bグレード シリーズ画像はこちらから! | ||
BシリーズはAシリーズに彫刻が入ったモデルです。クラシックモデルの特徴はトラップガンの場合レシーバーの下の部分が角ばっています。このタイプは1970年代のものが多いです。逆にスキートはこの角ばりがありません。FNブローニングの中でこのBシリーズの数が一番多いのでは?と思います。BシリーズのほとんどはB2もしくはB2Gです。これは正規代理店であるニッサンミロクがこの2つのモデルを基本ラインナップとして販売していたからと思います。B2やB2Gはみんなが持っているので違うものが欲しいという方がB0やB6を発注したのでしょ。FN社の古いカタログを見るとA、B、C、Dのシリーズに0から12までの彫刻ナンバー(欠番もある)があり当時はオーダーが可能だったようです。今でもできると思いますが最近FNはBerettaなどに押されて若い人に人気がなくなってきています。そのため新規で特別仕様を発注する方のほとんどはご年配の方です。今でも世界の名銃と言われているFNに恋焦がれているご年配の方は多いのです。 | ||
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Aグレード シリーズ画像はこちらから! | ||
AシリーズはFNブローニングのスタンダードモデルでレシーバーはガンブルーで染めてあります。すべてのグレードはこのモデルに彫刻を入れて製作されています。AとBに限ってレシーバー形状に違いがありトラップガンはレシーバーの下の部分が角ばっています。通常、丸身を帯びて作られている部分をわざと残し製作されています。スキートガンはC、Dクラスと同じく下の部分は丸みを帯びて作られています。この違いは古いモデルに多く、現在のモデルにはありません。FNブローニングやミロクなどの銃身は丸棒をくりぬいて製作されておりAとDの違いはこの段階で修正なしにまっすぐに出来上がったものを上位グレードに使用しています。実際の射撃にはまったく影響がないのですが見た目上、よいできの物を上位グレードに使用することで差別化を図っています。またC、Dグレードにはレシーバー内に炭素焼きを入れたりエンジンターンやヤスリで格子模様をなどを入れオイルが定着するような加工が細部にわたり施されていて特に通常見えない部分である機関部もすべてのパーツが磨いてあります。A、Bグレードにはこの様な加工はされておらず見た目の豪華さはありませんが基本性能や材質はまったく同じです。 | ||
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アメリカ販売モデルPグレード シリーズ画像はこちらから! |
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アメリカ輸出モデルとして製作されているのがPグレードです。 基本的にガンブルー仕上げで金象嵌と言うスタイルが特徴です。 通常のFNシリーズとの相違点は台木がウレタン仕上げになっていて先台がビーバーテール形状になっています。 また、木部はアメリカ胡桃材を使用しているので強烈にトラ目が出ていることが多いです。 すべてにおいてアメリカンテイストに仕上がっているのがPグレードです。 |
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サイドプレートシリーズ シリーズ画像はこちらから! | ||
FNにもサイドプレートモデルがあります。 イングリッシュスクロールモデルとハンター彫刻モデルがそれぞれありボックスロックモデルとは違う美しさを持っています。 基本仕様はDグレードと同じですが価格的にはD5Gよりも下に位置します。 Mシリーズは浅彫りで唐草彫刻のM1とハンティングシーン彫刻のM2が有りE、FシリーズはE1、F1共に深堀のハンティングシーン彫刻となっています。 またI1はガンブルー仕上げに金象嵌でラインが施されています。 さらに古いブリーニングのカタログを見ると多数バリエーションが有るようですが把握し切れていません。 |
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スペシャルエディション | ||
大阪万博ベルギー館記念展示モデル | ||
まさに一点もの!そういう銃もFNには存在します。 まずはこのモデルを紹介します。 ワンオフ記念モデル |
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FN オーダーメイドサイドプレート | ||
初めて見ました! まったくすごい出来です。まさに芸術品ですね。 今のFNに、これほどのものが作れるでしょうか....。 カスタムサイドプレートモデル |