ミロクSP101 トラップ右用2001/1/16より製作開始

        プル:355ミリ(トリガーからパットまでの長さ)  ベンド:前33-後38ミリ(トップリブの延長線上からベンドまでの距離)
モンテ:10ミリ  キャストオフ:上4ミリ、下12ミリ  コムオフセット:2ミリ(最終的に4ミリ)  
  リコイルパット大きさ:横47ミリ、縦145ミリ(パットはパックマイヤー750で製作)  ピッチダウン:60ミリ
  


本日、台木屋から荒削りの状態でピックアップしてきました。今回は完成時になるべくオリジナルのように見えるような元台に仕上げると言うことで、いつもよりも小さめに削ってもらいました。通常、第1段階はそれはもうまな板のような状態で荒仕上げです。今回の元台は削り込んだら、さらに良い木目が出ました。原木の段階でもかなりのアップグレードでしたが、この台木はかなりの当たりです。年間かなりの数の元台を製作しますが、いまだに「削りこむと、こんな感じの木目が出てくるだろう」と言う予測が立ちません。原木の段階で台木屋さんは「これは良い木だ」と言っていたのを思い出し、さすがはプロと感心しました。僕はまだまだ修行が足りません。あまりに良い木目なのでウレタンで、仕上げることにしました。仕上がりが楽しみです。
今回はミロク製作所の半原木を使用しての製作となっております。
右側の木目です。かなりきれいな木目です。 左側も負けていません。

今回で荒削り第2段階の状態です。グリップもかなり削って小さくなり角度もねかせました。全体的に薄くしベンドも1ミリ落としました。(仮仕上げなので少し高めに出来ている)得点的には18点〜20点くらいにまとまってきましたので本人もなれてきた様子です。今回のオーナーは昨年10月に所持許可が降りたばかりの方です。本来はまだ元台を作る段階ではないのですが体系に純正台が合わ無いために新規作成に踏み切りました。最終的には純正台仕様の飾りが付きますのでグリップエンドは大きいまま未加工です。
右の画像は前回までの状態ですが一回り小さくなったのが分かると思います。
今回はミロク製作所の半原木を使用しての製作となっております。


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