狩猟ができる年齢は20歳以上と狩猟法で決められており狩猟試験は年間2回(埼玉県の場合)行われていて時期は8月末頃に開催されます。またどの都道府県でも事前に都道府県猟友会で講習会を行っているようなので必ず受講しましょう。これは運転免許と同じで合格するための作法があり講習なしではまず合格することは無理といえます。
試験は午前中に筆記試験(狩猟法に関する法令)が行われ合格者のみ実地試験となります。実地試験は猟具(銃器)の取り扱いと鳥獣の判別、目測が試験科目となり猟具の取り扱いについては作法どおりに行わないと不合格となります。また鳥獣の判別は紙芝居風のイラストを使い狩猟鳥獣、非狩猟鳥獣を言い当てます。特に鴨類の数は多くすべてを覚えるのはとても大変な作業ですが合格するためにはクリアーしなくてはなりません。

狩猟の資格には3つの種類があり、それぞれ使用する道具が違います。

1.第一種狩猟免許
装薬銃(散弾銃、ライフル銃)を使用して鳥獣を捕獲する免許で当然使用する銃の所持許可が必要となります。

2.第二種狩猟免許
空気銃(ポンプ式、ガス式、圧縮空気式等)を使用して鳥獣を捕獲する免許で当然使用する銃の所持許可が必要となります。

3.網・わな狩猟免許
文字通り網やわなを使用して鳥獣を捕獲する免許です。

第一種狩猟免許は第二種狩猟免許を含みます。これは自動車の普通免許を取得すると原付免許がついてくるのと同じと考えてください。

一般に狩猟は北海道とその他の地域に分類され狩猟ができる期間が違います。北海道は10月1日〜1月31日まで、その他の地域は11月15日〜2月15日が基本となっております。

狩猟の申し込みは個人でも行えますがそのほとんどは各猟友会支部で代行しており狩猟免許を取得していることが前提で狩猟を行いたい都道府県に狩猟税を納付することで狩猟登録証が交付され狩猟ができるようになります。おおよそのコストは1県の申し込みで35,000円前後で猟友会により年会費がまちまちなのでいくらとは決まっておりません。登録にかかる狩猟税は19,400円(第一種)でその他は猟友会会費やハンター保険料となっております。

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