2013宮城県狩猟報告
お客様に教えていただき今年初めて宮城県の狩猟登録をしてキジ猟に行って来ました。
5月、10月末と2回ほど下見に行き付き場を確認し11月19日20日にY氏と初猟として出猟しました。
事前情報では田んぼや畑でカラスを見るかのようにキジや山鳥のイドリがいるとの事でしたが今年は繁殖が極端に悪く昨年の10分の1程度との事。夏の猛暑の影響か大雨の影響かは不明ですが地元の農家の方の話や教えてくれたお客様の話も今年に限りキジはかなり少ないとの事でした。

また、年々と温暖化なのか紅葉時期がずれ込んでいるように思えます。山には、まだアケビがなっている状況ですし山鳥が降りてくるには雪が降らないとダメなのかもしれません。

とは言え直前下見では群鳥も見る事ができましたし、イドリも何羽かおりましたのでそれなりに期待をしていました。

朝5時に埼玉を出発して11時頃に現場に到着しました。
初めに攻めたのは前回群鳥を見た河川敷です。川下から上がって行きましたが特に臭いなし。
車を少し移動させて次のボザまで行きました。

すると犬の動きが変わりました。明らかに着臭から認定、すると雌キジが2羽フラッシュ!その後雄が出るかと構えておりましたがここは雌2羽で終了。

その後グーグルMAPで狩猟地図と照らし合わせ当たりを付けていた場所を2、3箇所回りましたがいずれも臭い無し。
そして、前回下見でイドリを見た田園地帯に移動しました。

意外と範囲が広いので二人で60mくらい距離を取り同じ方向に進んでいきました。
私の位置からは分かりませんでしたが、着臭から認定まですぐで、すぐに2頭がダブルポイントしその後2mほど突っ込み雄キジがフラッシュしました。

私の位置からは視線の方向も違う方を見ていたのでフラッシュには気がつかず1発目の発射音でY氏の方を見ると2発目を発射!見事に雄キジをGETしました。

前回のシーズンはチビのブリタニーにはキジを咬ましてやる事が出来なかったとのことで飽きるまで遊ばせてやりました。猟犬は獲物を咬む事によって猟欲が上がり一咬みごとに良くなっていくのです。
俄然やる気になってきたところでしたが天候の悪化もあり早めに宿泊地の鳴子温泉に移動となりました。

もちろん移動しながら良さそうな場所を確認して行き場合によっては犬を入れたりしながら移動していきました。
宮城県は初めてなので新規開拓は根気が要ります。

夜は時雨れて雨が降ったために翌日は田んぼはグチャグチャでした。
2日目も昨日の河川敷コースを回りましたがメスが1つ出ただけでした。
動画を撮影したボサに近づくと土手の縁から雄キジが踏み出しでフラッシュ!素早く構えましたがキジは川を渡り道路の方に飛んでいったために発射を断念。

道路際の家までの距離は約160mです。今回は初めての場所での猟なので鉛装弾は7.5号-32gをチョイス、通常は5号6号を使っていますが矢先の安全性を考え最大230mまで飛ばない7.5号となりました。

下見の段階でキジの付き場はほぼ確認済みなので事前にグーグルアースにて想定立ち位置からの道路や家までの距離は確認済みですので、発射可能な方向は確定していたのです。

撃てば獲れるキジでしたが基本的に撃たない狩猟を心がけていますので当然見送りました。
絶対に獲ってやろうと思う事が事故の元なのです。ましてや初めての場所ですから注意するに越した事はありません。

帰り際にイドリの雄キジを発見しましたが家が近く散弾では無理でした。PCPがあれば楽勝でしたね。
2日目は雌2羽、雄2羽目撃で終了し帰路につきました。



第一回 宮城県狩猟 
19日 雄キジ1羽 雌キジ3羽 種別不明カモ6羽 マガン2000羽位 雄キジ1羽捕獲
20日 雄キジ2羽 雌キジ2羽 マガン2000羽位  捕獲数 0羽

田んぼにはマガンが大量に!(10月末)

このカヤ場も良さそうでした。 出たのは狸1匹でした。(^^;  (10月末)

このカヤ場からは雌キジ2羽 (10月末)

ここも良さそうでした。 (10月末)

白鳥も飛来していました。 (10月末)

ここも良さそうなカヤ場でしたが解禁時には全部刈られてました。

この日ワンチャンスを見事に物にしてご満悦!

20分以上咬んで嗅いで運搬して遊んでいました。

鳴子温泉は紅葉真っ只中でした。


4羽の群鳥でした。 雄⇒雄⇒雄雌の順でフラッシュしました。
下見でしたが本番でもこのボサから述べ3羽キジが出ています。

次のページ