検証シリーズ@ 
オモチャと本物-AR15編
AR15系の本物を始めて手にしたのは17歳の時である。当時私は高校生で友人に誘われ厚木基地祭りと言うのに行きました。このお祭りは一般市民に基地内を開放し航空ショーなどを行っていてまさに日本の中のアメリカでした。基地内ではいろいろな出店が出るなか、僕達をクギ付けにするイベントを行っている海兵隊員がいました。いまから思えは米兵の小遣い稼ぎに利用されたのだと思いますが、なんと本物のM16A2とM249とM60E3が置いてありフル装備の海兵隊員と銃を持ってポラロイドを500円で撮ってくれるのです。かなりの人気のイベントで順番を待つこと15分僕の番がきました。僕の手にした銃はM16A2の203グレネード付きでした。初めて持った本物の感触はオモチャと比べて「なんと剛性感のあることか!」でした。その重さよりもレシーバーと銃身の結合部の剛性にびっくりでした。当時のオモチャはサバゲー中に転倒するとこの部分がグラグラになるか、最悪折れてしまいます。そう言う中での本物は感激でした。この頃の銃砲業界ではM16を所持するなど絶対にありえないことでしたので自分の家の商売とはいえ本物を触ることはありえませんでした。しかし、厚木で本物を手にしたときになんて出来が悪いのだ!本当に本物か???と思ったことも事実でした。10mはなれてオモチャと本物を並べて、好きなほうをあげると言ったらオモチャを選んでしまうなと友達とも笑いながら話していました。
今回のコルトマッチターゲット入荷に至るまでこの時のイメージが強く出来は悪いと想像していました。グアムに行ったときにもM16を撃ちましたがまったくここら編を気にしないで撃っていたのでイメージがありませんでした。
果たしてどうなのか?これから検証していきましょう。

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長瀞射撃場での実射テスト(協力:O氏、T氏)
注:このコラムに出てくるマガジンはすべて5発に改造されています。
またこの銃の発射に関して違法行為は何もありません。