冬場の射撃は寒さとの戦いでもある。

◎寒くても我慢!にこだわる

表題に書いてあるように、冬場の射撃場はとても寒い。クレー射撃にオフシーズンは無く一年中(北海道や岩手県の様に雪が積もってしまう所は別)楽しむことが出来ます。しかし12月から2月いっぱいのこの季節は射撃場もひまであることも事実です。逆に言えばいつ行ってもすぐにゲームをはじめられると言う点では練習しやすい時期でもあります。しかし寒いのです。ここで皆さんはどのような防寒対策をしているのでしょうか?実際寒さに付いては厚着をすれば解決しますがクレー射撃において、この厚着は問題が多いのです。
ズバリ言いますと厚着の分だけ肩付けがしっくりこなくなり元台が長くなってしまうのです。このたかが1cm未満の違いがスコアーに結構影響してくるのです。この問題点には今僕の中で2通りの解決策があります。
1. セーターやフリースなどの厚手の物はなるべく着ない様にして、ベストの下にビニールのウィンドブレーカー等を着て風を遮断し寒さを防ぐ。

2.

リコイルパットを2種類用意して夏場(薄着)の時よりも薄い物に付けなおす。ちなみに僕の銃にはパックマイヤーのタイプ#750-0.8がついていますが冬場は同型の0.6を使用しています。
しかし!
僕はここ一番の勝負の時にはなるべく薄着をして寒いのを我慢して試合に臨みます。やはり色々なところで微妙な違いが出てくるのです。このために集中力が散漫になるのです。実際に1ラウンドの競技時間はせいぜい長くても30分です。競技前にウォーミングアップをして体を温め試合に臨みます。総合的に見て僕の射撃にはこの寒さを我慢する作戦が一番良いと判断しました。でも実際めちゃ寒いです。

皆さんの銃はスキートガンもトラップガンも一般的に必ずベンド(銃庄の頬をつける部分)は下がっています。
スキートガンで大体2cm位、トラップガンで1cm位は当たり前です。このため元台が長くなれば当然ベンドは深くなります。深くなると言うのはクレーの上、つまり被せ気味に狙うと言うことです。こういう点から見ても厚着は問題点が多いのです。