Trapの極意(右利き)  (2002年現在)  

このリンクはパス制限をかけておりましたがブラウザーのセーフティー機能の関係で正しいパスワードでもはじかれるようになってしまったので公開仕様といたしました。

ココに書かれている事は個人的見解なので質問や反論、試してみたけどスコアーが悪くなったなどのクレームは受け付けません。
それでも....と言う方はメールしてください。

前提条件として
 
・クレーは撃ち返しては来ない。こちらが一方的にやっつけるだけである。
・基本的にセットは固定であるから方向も確定している。飛ぶクレーは15種類しかない。
・銃のセッティングは自分のフォームや射撃のスタイルに100%合わせる。
・両目でしっかり見る。また構えた時に左目が飛んでいてはいけない。
・ルール上問題ないのだからクレーの角度や高さ、撃ったクレーを全て覚えるか記録し、イレギュラー的に失中することを無くす。
・縦方向の動きはリフトでのみスイングできる。
・クレーの放出機のメーカーの違いによる初速の速さに騙されず自分の意思で自分の振出が行える。
・装弾は最低弾速400m/s以上の物で鉛はバージンの物を使う
 
1 真っ直ぐ立つ 真っ直ぐ立つというのはクレー射撃的に真っ直ぐ立つと言うこと【ホンダのロボットアシモが理想】と言う意味
2 フォームの組み立て方を確立させる フィーリングほど信じられる物は無い【物理的にルーチンを決め組み立てる】と言う意味 
3 肩のラインと腰のラインは常に同じ 肩のラインより腰のラインがINではいけない【フォームが決まっていると勘違いしてはいけない】と言う意味
4 左右均等に銃身を振れる三角形 左右のスイングの振り幅に偏りがあってはいけない【振り出し時は左右均等な力加減で同じだけふり幅が取れていなければならない】と言う意味
5 スタンスは40〜45度 正しい右スイングで射撃をしているTOP射手は国内に10人いない【右スイングはスタンスの方向までしか軸で振れないと言う原則を無視してはいけない】と言う意味
6 ストレートはリフトで撃つ クレー射撃は縦と横の2軸制御である。縦方向にスイングは左肩が上がってはいけない【正しい上半身の動きを体で覚える】と言う意味
7 銃の保持は左手で 銃の保持は左手の引き付け70%、右肩で押し付け30%で行い左手は若干重さを感じて保持していなければならない。【右手は引き金を引くだけ】と言う意味
8 銃は必ず横に振る 銃の振り出しは高付け、下付け、クレーの角度に係わらず必ず水平方向にスイングする【ストレートであっても角度0度以外は横に振り出す】と言う意味
9 本能に逆らう動きを訓練する  本能的に一番初めに動くのは目であり目を止めて振り出す行為は本能に逆らう動きである。【これは訓練無しには意識して行うことが出来ない】と言う意味
10 目の焦点は20m先 あくまでもクレーの放出重視であるのだから出口に焦点をあわせる【少しでも早くクレーを線からクレーで捕らえることが最優先】と言う意味
11 クレーは飛ばさない 「クレーを飛ばして」とよく聞くが日本語のニュアンス的に間違い。最速のタイミングで方向を確認したら横にゆっくり始動を始める【飛ばすのではなく目を止めて放出をよく見る】と言う意味 
12 クレーは狙うのではなく寄せる 経験則から予測地点に照星を送り込むのではなく【等速もしくは加速状態でクレーに追いついた瞬間にトリガーを引く】と言う意味
13 自分の身体能力を超えない スイングスピードは身体能力を超えて速度を上げると撃発の瞬間必ず減速(最悪止まって)してしまう。【減速がかからない上限を超えてはならない】と言う意味
14 足で地面はつかまない  地面をつかむと腰は廻らなくなってしまうので回転で撃つことが出来なくなる。【靴の中で足の指は上に上げておくくらいの気持ちで立つ】と言う意味
15 コールしたらクレーは出る コールをすると当然クレーは飛んでいく【当てる準備が100%出来て初めてコールするべきである】と言う意味
16 ダメ出しをする 勝負の日に試してみたくなることは全て事前に全て試しておいてダメ出しをする。スタートから4枚連続で外しても5枚目を同じフォームで撃つことが出来るかどうかがとても大事。【勝負の日に迷いがあってはいけない】と言う意味
 17 必ず据銃練習をしてから撃つ 当てたいのならば当たり前のことを当たり前のように必ず行う【これもせずに射台に入り高得点を狙えるわけが無い】と言う意味
18 クレーに追いついたら撃つ クレーの先を撃っているうちは、まだまだ初心者。物理的に「後ろを撃っていては永遠にクレーは割れない」と言うのは正しいのですが、それは技術的にまだまだだと言うこと。スイングが減速していなければ後ろで撃ってもクレーは割れる。【撃つ瞬間にブレーキがかかっていなければフォロースルーが出る】と言う意味
19 集中にも限度がある 集中とは適度な集中であり度を越えるとそれは、やる気になりすぎている状態になる。【集中とやる気満々は同じベクトル上にあるので本人は、その境目が分からないので注意が必要】と言う意味
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