こうして加工された元大と先台は先ほど出来あがっていたレシーバーや銃身に取り付けられていきます。
元台の組み立てが終了すると、台木は特殊目止め材によって目止めされ、オイル又はウレタン仕上げされその後にチェッカリング加工が施されます。自動銃等は機械加工で行われますが(細部仕上げは手加工)基本的に上下ニ連銃はすべて専用のリューターで職人さんの手によって切られています。
チェッカリング加工の後さらに仕上げ磨きが行われて再度組み立てられて厳重な検査をパスした物が出荷されていきます。ちなみにこの職人さんの手の動きの速さにカメラのシャッタースピードがついていきませんでした。出来上がったすべての銃は試射がなされ、出荷したすべての銃のパターン記録を工場で保管しています。
 次のページ